下手の長談義
話の下手な人ほど、長くて要領の得ない話しをして聞く方は迷惑だということ
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芹沢:……しかるに……であるからして……
セイ:芹沢先生、今日も絶好調(げっそり……)
総司:神谷さん、あからさまに遠い目をしちゃ駄目ですってば……

芹沢:さりとて……あまつさえ……
お梅:芹沢センセ、何言いたいんやろか?
セイ:さ、さぁ……
お梅:うち、聞けば聞くほど、わからんようなるわ
セイ:きっと、ご本人も自分が何を言ってるのかわかってないんでしょうね
お梅:そやろなぁ……可哀想に
セイ:いい加減に話すのを止めればいいのに……
お梅:皆さんが迷惑そうな顔してはるの、目に入ってないんやろか?
セイ:でしょうね……
お梅:ほんに幸せなお人……(呆れ顔)

総司:(うう、女子同士の会話って何か怖いですよぅ)
セイ:あれ、沖田先生、何泣いてるんです?
総司:な、何でもありません……