豆腐に鎹
豆腐に鎹を打ちこんでも何の意味もない事から、手応えのない事、効き目がない事を言う。
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セイ:ああっ!
永倉:どうした?
セイ:お鍋の中に鎹が!
藤堂:あーあ、その豆腐、食べられないね
セイ:勿体無い……
藤堂:あ、でも、原田さんなら……
永倉:そうだな……左之、どこだ?
斎藤:原田さんならさっき厠へ立ったぞ
永倉:平助! 今だ!
藤堂:はいよ!
―ひょい
永倉:これで、よし!
セイ:いいんでしょうか、兄上……
斎藤:まぁ、原田さんを見ていればいい

原田:ただいま〜! お、美味そうだな!
―ぱくぱく
原田:美味いな〜!
セイ:……(言葉もなし)

藤堂:ね、気にしなくていいんだよ
永倉」:神谷、さっさと食わねぇと左之にとられるぞ